泥棒を防げ!空き巣への13の防犯対策
空き巣に入られたことがあるお宅が、時を置いて再び空き巣被害に遭うことがあります。それも同じ空き巣犯ではなく、仲間でもなんでもない別の空き巣犯が侵入するのだそうです。犯人は事前に入念な下見をしてから、どの家に侵入するか狙いを定めます。
家族構成、留守になる時間、帰宅する時間などさまざまなことを下見で把握するのです。
ある空き巣犯が狙いやすいと判断する家は、別の空き巣犯にとっても狙いやすいといいます。この下見の時点で「侵入しにくい家だな、ターゲットからはずそう」と思わせることが空き巣に対する防犯のキーポイントです。
まずは高い防犯意識を持ちましょう
「うちには高価なものがないから、たとえ泥棒に侵入されても大丈夫!」
こんな意識をもっておられたら、まずはその考えを改めましょう。
空き巣犯は必ずしも金銭や高価なものだけを狙うわけではありません。お米・その他の食品・トイレットペーパー・ティッシュなどの日用品ストックでもターゲットにされることがあるのです。
ここからは、実際に空き巣をした人の証言から考えられる有効な防犯対策を13個、紹介します。
1.洗濯物を干しっぱなしにしない
夕方になっても雨が降っても、洗濯物がいつも干しっぱなし。これでは「留守です」とアピールしているようなもので、遠くからでもわかってしまいます。いつも帰りが遅くなるなら外干しはやめるのが賢明です。
2.出張や旅行で長期間留守にするときは、新聞をとめる
新聞販売店に不在期間の新聞配達を中止してもらえるように依頼しましょう。後からまとめて受け取ることができます。または通常通り配達してもらった新聞を、近所の人にお願いしてポストから取ってもらうこともできますね。ただし近所の方が別のご近所さんとばったり会って、「○○さんは今週いっぱい出張で留守なのよ~」なんていう会話をしたら、たまたま下見にきていた泥棒に聞かれてしまうというリスクもあります。
3.厚手のカーテンを閉めっぱなしにしない
朝から晩まで連日カーテンが閉まっていると、遠くから見ても人の気配がないことがわかります。留守にする際は完全にカーテンを開けておくか、レースカーテンだけにしておくのがおすすめです。
4.庭木や塀は外から敷地内が見える高さに
泥棒は人の目を嫌います。高い庭木や塀で囲まれた家は、いったん侵入してしまえば人目につかないので泥棒にとって好都合です。
5. 防犯カメラとステッカーをつける(ダミーもOK)
門や玄関などに防犯カメラを設置し、カメラがあることを知らせるステッカーも目立つところに貼っておくと、泥棒は警戒します。カメラはダミーでも効果があります。
6.はしご、脚立などを出しっぱなしにするなど足場になるものを置かない
庭やベランダに足場になるものを出しっぱなしにしていると、泥棒は遠くからでも侵入経路をイメージしやすくなりますし、実際に入りやすくなります。
7.センサーライトを設置する
人が近づいたら点灯するセンサーライトがあると、目立つのを嫌う空き巣犯への警告になります。単に点灯するだけでなく、点滅するようにタイマー設定できるタイプもあります。例えば深夜は点滅モードにすると、空き巣犯は近づきたくなくなるでしょう。
8.庭には砂利をまく
砂利は踏むと音がしますね。建物の周囲だけでも砂利をまいておけば、空き巣犯が近づきにくくなります。
9.カメラ付きインターホンをつける
最近は一定期間の訪問者の映像を録画できるタイプもありますね。録画しなかったとしても、チャイムを押したら映ってしまうとわかると、空き巣犯が犯行前の留守チェックのためにチャイムを押すこともためらいます。
10.電気・テレビ・ラジオをつけっぱなしにする
留守をする時間が長くなるときでも、人がいると思わせるためにキッチンや玄関の電気をつけておいたり、近所迷惑にならない程度の音量でテレビやラジオをつけっぱなしにしておくのも有効です。電気メーターの動きで人の気配を探る空き巣犯もいるので、マンションなどで電気メーターが外から簡単にのぞけるような場合はとくに気をつけましょう。
11. 窓に補助錠・防犯アラーム・防犯フィルムをつける
窓を破られないようにするための対策です。窓破りはマイナスドライバーが1本あれば、簡単にできてしまいます。一戸建てでもマンションでも、とくにはき出し窓は侵入経路として狙われますから、そのような窓には二重、三重の対策をしておくと安心です。
おまけに「防犯装置作動中」のようなステッカーを窓の外から見えるところに貼っておけば、空き巣犯が諦めて立ち去る可能性が高くなります。
12.玄関ドアに補助錠をつける
空き巣犯は一般的に、侵入するのに5分以上かかりそうな面倒な家はターゲットからはずすそうです。最近の玄関ドアは鍵穴が2つ付いているタイプが多いですが、そうでなければ後から補助錠を付けて2つにすることができます。
13.ホームセキュリティーを契約
契約すると、センサーやカメラなどの機器をレンタルできるほか、センサーが異常を感知すれば駆けつけてもらうことができます。
機器の存在がまず、空き巣犯への警告になります。またホームセキュリティーを契約している家にはたいていステッカーが貼られています。それも空き巣犯への警告になります。
ただしステッカーだけを入手して貼ることは違法です。手馴れた空き巣犯はそのような家を見破る目をもっています。
まとめ
ご紹介した空き巣への防犯対策の順番ですが、まずは遠くからでも泥棒の目につく対策を挙げました。そして順を追うごとに、建物や家の内部に近づくように列挙しています。ぜひ少しずつでもご自宅の防犯レベルを上げて、空き巣犯が避ける家づくりをめざしてください。
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